変形性頚椎症にストレッチをしてはいけない

一般向け
この記事は約3分で読めます。

はじめに

先日、30代後半の女性の友人からなんかお尻が何日間も重たい

色々と検査してもらったら「変形性頚椎症」と診断された

どうしたら良い?と相談を受けました

まだ30代なのに大変だなぁと思いつつ

子育てとかで子供抱えながらいろいろやったりで

身体に負担をかけているんだろうな。。

ということで変形性頚椎症に対する改善策・考え方についてです

結論

変形性頚椎症は老化でおきる身体機能の低下が招いた結果のひとつである

よって全身の調整が必要です

短絡的に首のストレッチは悪化する可能性もあります

変形性頚椎症って?

person holding space gray iPhone X

超簡単に言うと頸椎は首の骨で、その骨の変形です

最近だと「スマホ首」と言われたり、ストレートネックだと言われたりします

あとヘッドフォワードとも言われています

体重の10%を占める頭の重さを頸椎一本で支える負担のかかりやすい骨です

ストレートネックで頭が前にあると首の骨にかかる負担が大きくなることは予想がつきやすいかと思います

なぜストレッチをしてはいけないか

Stretching, Sports, Woman, Athlete, Fitness, Sport

普段からの姿勢も悪く、頭が前に落ちそうになっているところを止めているものはなんでしょう

それは首の筋肉になります

その支えになっている筋肉をストレッチでほぐしたらどうなると思いますか?

それは頭が落ちちゃいます

嘘です!

頭は落ちませんが、支えの筋肉がストレッチでほぐされることで

他の筋肉が落とさないようにとさらに頑丈に過剰に頑張ります

アンパンマンみたいに頭を外すわけにはいきませんからね

そのせいで反対に首回りの症状が悪化したり、重たさが増す可能性も十分に考えられます

インターネットで調べるとすぐ首のストレッチを勧めてきますが、

一概に信頼することは危険ということだけお伝えしておきます

ではどうしたら良いか

それは全身の関節の可動域を確認してストレッチするしかないです

その中でも重要なのが頸椎を支える胸椎

要するに肋骨や背中の骨・筋肉たちです

特にこれらは日本人において変形しやすい(固まりやすい)部位であり

直接的に頸椎にストレッチを行うわけではないので頸椎に行うよりも安全に頸椎の負担を軽減できるかと思います

具体的方法としては他の記事を読んでみてください

ただし、事前に医師の相談をした上で少しでも異変があればすぐに中止してください

首は大切な神経がいっぱい通っているところです

最後に伝えたいこと

当ブログでは胸椎の運動を推奨しました

それは比較的多くの例に当てはまりやすいからです

しかし姿勢や老化による影響は千差万別です

もしリハビリを受ける機会があり、他の部位を介入されても不信に思わないでください

人間の体は全身が首に影響しますし、逆もしかりです

身体の不調に悩む人に少しでも役立てられれば幸いです

タイトルとURLをコピーしました