肋骨についている筋肉たちをどうやって伸ばすのか

理学療法
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はじめに

人間は年齢を伴うにつれて姿勢が崩れます

特に盲点となりやすいのが体幹部

肋骨や肩甲骨です

今回は肋骨周囲の筋肉の伸ばし方を伝えていきます

結論

結論から話すと

伸ばし方は各個人によります

ただしその運動が自分に合っているかを確認するためには

伸ばした後に深呼吸が楽に行えるかで検証できます

どうやって伸ばすのか

肋骨周囲の解剖

肋骨にはさまざまな筋肉がついています

その中でも今回ピックアップしたい筋肉は以下の2つです

それは

  • 外肋間筋
  • 内肋間筋

です

外肋間筋

引用:ヒューマン・アナトミー・アトラス2021

外肋間筋は上記図のように肋骨についています

主な働きとしては吸気時に働きます

要するに息を吸う為に肋骨を広げるための筋肉です

内肋間筋

引用:ヒューマン・アナトミー・アトラス2021

内肋間筋は上記図のように肋骨についています

内肋間筋は外肋間筋とは反対に呼気時に働きます

息を吐く為に空気を押し出すための筋肉の一つです

肋間筋を伸ばす

横方向

まずは横方向からです

上記図のように体を大きく横に反ります

そして伸ばしたい側に体を突き出すように押し出します

上記で言うならば右側を伸ばす時には

身体を左に傾けつつ

伸ばしたい肋間を右に突き出します

それで肋間の距離が長くなり、ストレッチがかかります

そこから大きく息を吸い、少し止めることで内肋間筋を個別にストレッチできます

反対にその姿勢で大きく息を吐き少し止めることで外肋間筋のストレッチになります

この際の注意点として息を止めていますのでいくらか体に負担を背負います

血圧が変動しやすい方や運動時に何かしら症状がでやすい方は無理をせずに実施しましょう

ストレッチで伸ばした後に自然な状態で大きく息をしてみましょう

呼吸が楽と感じたのであれば効果があったといえるでしょう

前方向

次に前方向です

体を大きく後ろに反るように

かつ胸を前に突き出すように押し出します

そしたら後は肋骨の横方向を伸ばしていた時と同様に

大きく息を吸って止めますをしましょう

また反対に大きく息を吐いて止めてみましょう

決して無理はしないでください

ストレッチした後に呼吸が楽と感じるかも確認してみてください

後ろ方向

次に後ろ方向です

今までの流れと同じように背中後ろに突き出すように押し出します

そして突き出した部分に大きく息をためるように息を吸い、止めてみましょう

また反対に大きく息を吐いて止めてみましょう

こちらも他の方法の時の注意点と一緒で決して無理はしないでください

そして呼吸が楽になったかも確認してください

まとめ

日常の生活だと中々動かすことのない肋骨間の筋肉ですが

意識的に動かすことで楽になる感じが感じられたかと思います

ただしあらゆるストレッチにおいてすべての人に有効なものではありません

効果の確認としてそのあとに楽でないと意味がありません

もしストレッチすること・した後で痛みや体に不快感があるのであれば

適していない為、行わないようにしてください

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