こんにちは こんばんは
へたくそPTです
私は回復期病院に勤めており
普段は中枢神経疾患、整形外科疾患を主に診ています
今までは自分が診る患者さえ良くなれば特に気になっていませんでした
しかし最近は他のセラピストを通してもっと患者をよくすることができるのではないか
自分にやれることがもっとあるのではと思い
ブログをはじめました
特に言語化(国語)が苦手なのでわかりづらいかと思いますが宜しくお願いします。
はじめに
加齢に伴い姿勢がどんどん崩れていきます
そんな中の一つの方法として
肩甲骨に付着する筋肉をストレッチすることで体幹、いわゆる円背の姿勢を変えることができます
今回はその伸ばし方について説明していきます
結論
結論から言うと
肩甲骨を後ろに持っていくためのストレッチが大切です
肩甲骨を後ろに持っていく必要とは?
そもそも円背になると重心が後ろによります
その為、代償として何かで重心を前に持っていく必要があります
膝を前に突き出したり、顎を前に突き出したり・・・
それと同じように普段後ろにある肩甲骨も前に突き出されます
しかも膝とは違ってそれはなかなか自分では気づきにくいのが特徴です
なのでそのまま固まってしまいやすいのです
肩甲骨を後ろに戻すには?
後ろに戻すためには後ろに持っていくのを邪魔する筋肉たちを伸ばさなくてはなりません
安直に言うと肩甲骨を前に持っていく筋肉たちを伸ばします
それらの中でも大切なのは以下の筋肉たちです
- 小胸筋
- 前鋸筋
- (大胸筋)
- (僧帽筋)
小胸筋の伸ばし方

小胸筋は大胸筋の奥にいる胸の筋肉です
この筋肉は肩甲骨を前、且つ外に傾ける作用があります
(いわゆる下制・外転・下方回旋)
理論だけで言えばこの反対の動きとして
肩甲骨を持ち上げ、内側(背中側)に入れ、腕を上げれば伸びます
実際はうまく小胸筋は自力で伸ばそうとしても
大胸筋が先に延びたりしてなかなか伸ばしづらいです
おすすめの方法としては
烏口突起の下の小胸筋の付着部(停止部)のマッサージです
(ストレッチでなくなっていますが・・・)
烏口突起の見つけ方

烏口突起は上の図の部分です
皮膚の上から見つける場合には
鎖骨の一番外側の1~2㎝下のあたりを探します
触ってみて不快に感じる痛みがあるものが烏口突起です
小胸筋のマッサージの仕方
小胸筋は肋骨から烏口突起に付くので烏口突起の下を心地よい強さでほぐします
うまく触れていて、痛い強さでなければ
特別な方法でなくてもほぐせます
効果をみてみましょう
小胸筋のマッサージが自身の体に合っているかは
万歳するように手を上げる
背中を伸ばす
これらが行いやすくなっていれば自身の体に合っています
反対にどこかに違和感があったり、痛みがある場合には
体が仕方なくその筋肉を固くして
関節を守ったり
バランスをとっている
可能性があるので注意が必要です
まとめ
肩甲骨の位置は姿勢と大きく関連します
肩甲骨をしっかり動かして
良い姿勢を保ちたいですね