資格を取った後、セラピストは勉強方法を変えなければいけない理由

セラピスト向け
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はじめに

こんにちは

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士を含む様々なセラピスト

皆さん国家試験するために勉強し、見事合格しています

しかしこの試験勉強のせいで本当に必要な勉強の方法を見失っている可能性があります

今回は勉強方法について話していきます

結論

なぜ勉強方法を変えなければいけないか

それは人間の構造は色々な機能が絡み合っていているから

もう少し話すと

1+1=2のように答えが決まっていないからです

具体例

最近の理学療法界隈では下肢の麻痺が重度だったら長下肢装具(KAFO)を処方と短絡的に考える傾向にあるスタッフが増えている印象を受けます

KAFOは良い治療道具です

ただし

麻痺が重度=KAFO

では不十分です

KAFOはなぜ必要なのか

そもそもKAFOは何を援助してくれるのか

麻痺側下肢の支持性を補償して少しでも安心感を与えた中での立位・抗重力活動を促したいのか

麻痺側の体幹活動を促通したいためか

膝を止めて、股関節の機能の促通を図りたいのか

介助量が大きく、セラピストの手が足りず、麻痺側下肢の補償のために使うのか

患者本人の高次脳機能障害が強く、歩行という理解しやすい介入でないと円滑に入れないために使うのか

等様々な理由や文献による根拠があるのかと思います

しかし上記はA=Bの話にすぎません

もっと根本から考えると主なKAFOは裸足に比べ

  • 膝関節の動きを止める
  • 足関節の動きを調整できる
  • 全体的に締め付けられる
  • 足底が硬い
  • 重い

の上記5つの特徴でしかないと言えます

しかも明らかに良い特徴として言えるのは膝を止める、足部を調節できる、締め付けられる(セラピストが装具を握れる意味では長所)の3つでしょう

これらの3つの特徴を生かすことであなたの患者は本当に良くなるのでしょうか

麻痺側股関節が聞きづらいのは麻痺側の足底からの荷重感覚が上手く知覚できないから効きづらいのでしょうか

あなたの患者が上手く歩行ができないのは足関節が上手く踵接地時に遠心的に底屈できないことが主な原因なのでしょうか

それとも歩けなくなったから歩く練習をするという短絡的な介入で良いのでしょうか

マインドマップ

だいぶ話は脱線しましたが、

言いたいことは頭の中を整理して1+1=2の数学的ではなく

繋がりを意識した勉強をしましょう

マインドマップをお勧めします

今は良いアプリもたくさんありますので是非試してみてください

知識武装だけだと壁が立ちはだかりますよ

考える力も養いましょう

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